続・円周率を求める2の補足

近似式を少し整理して、もう一度マクローリン展開すると
l'=\frac{1}{2}l+\frac{1}{64}l^3
という近似式が出てくる。
両辺をn倍(正n角形)すると、
nl'=\frac{1}{2}nl+\frac{1}{64}nl^3
このnl'\frac{1}{2}nlは 円周率の計算値(多角形の周の半分)のことで、
\pi'=\pi+\frac{1}{64}nl^3
と書ける。
で、この\frac{1}{64}nl^3ってのは、 ものすごく小さい数になってしまうので、
どうもこのあたりで桁落ちは免れられないみたい。

いや、ただ単に、どんな円周率の求め方をしたとしても
プリミティブな型の精度ではこれ以上は難しいのかも。