じゃんけんプログラムの続編を考える2
前述のグリコ方式でのじゃんけんの場合でも、より勝てればよいので、
前のじゃんけんプログラムでもよさそうな感じはするのだが、
これではちょっとまずいことが起こる。
例として、相手がグチパを の確率で出した場合、
じゃんけんプログラムは相手の出し手の確率に従うので、
やがて、グチパを の確率で出すようになる。
このとき、1回あたりの得点差の期待値はと、 なんと負数になってしまう。
1000回やると80点ほど負ける計算だ。
やっぱり相手の出し手を読むだけじゃなくて、
ちゃんと駆け引きをしなければならないようだ。
そこで、駆け引きをするときの材料になりそうなものが、 前回ちょっとふれた均衡解。
計算の結果、このグリコ方式では、グチパを の確率で出すと、
どんな戦略が相手でも、互いに期待値は0である。
普通のじゃんけんで癖のある相手に勝てるように、
均衡解から少しでも偏った戦略を持った相手なら、 勝つ方法があるんじゃないかなと思う。
前のじゃんけんプログラムでもよさそうな感じはするのだが、
これではちょっとまずいことが起こる。
例として、相手がグチパを の確率で出した場合、
じゃんけんプログラムは相手の出し手の確率に従うので、
やがて、グチパを の確率で出すようになる。
このとき、1回あたりの得点差の期待値はと、 なんと負数になってしまう。
1000回やると80点ほど負ける計算だ。
やっぱり相手の出し手を読むだけじゃなくて、
ちゃんと駆け引きをしなければならないようだ。
そこで、駆け引きをするときの材料になりそうなものが、 前回ちょっとふれた均衡解。
計算の結果、このグリコ方式では、グチパを の確率で出すと、
どんな戦略が相手でも、互いに期待値は0である。
普通のじゃんけんで癖のある相手に勝てるように、
均衡解から少しでも偏った戦略を持った相手なら、 勝つ方法があるんじゃないかなと思う。